アダルトチルドレンが幸せになるための感情のレッスン
アダルトチルドレンが幸せになるための感情のレッスン
「感情」という言葉にどんなイメージがありますか?
「感情的」という言葉であればどうでしょうか?
蘇りませんか?
理性的であることが美徳であると
評価されやすく
「感情はコントロールするもの」
だと信じている人も
正しく使うと自分を守ることができます。
我慢をしたとしてもその我慢した感情は
よく似た状況が起きた時に
今の人間関係を壊してしまうこともあります。
今までちゃんと学んだことがない感情について
まず大切なポイントをあげておきます。
感情にはホンモノの感情とニセモノの感情がある。
スクショしといてください!
それぞれ説明していきます。
①感情は、喜び、悲しみ、怒り、恐怖に分類される。
罪悪感などなどいろいろなものがありますが、
というものもあります。
という期待が返ってこない「悲しみ」です。悲しみは過去のつらい出来事と決別し、
乗り越えるために必要な感情です。
します。
現在の問題を解決するとき、
自分にとって大切な人や物を守るために必要。
がわかり、それを避けることができます。
「今、ここ」や未来の危険から身を守るために必要な感情です。
②本物の感情は感じたらなくなります。消化されます。
イライラしている女性がいるとします。
「怒り」は自分の大切なものが脅かされている時に
沸いてくる感情です。ラインの返信が遅い時、
彼女の大切なものは脅かされているでしょうか?
と「怒り」だと感じている可能性が高いです。
ニセモノの感情はいくら感じてもなくなりません。
この時、感情は
「すぐに返信してくれなくて悲しい。
彼に捨てられそうで、怖い。。。」
と「悲しみ」と「恐怖」を
感じることができれば彼女の感情は
じきに収まります。
感情にはホンモノの感情とニセモノの感情があります。
ニセモノの感情は「代理感情」「ラチェット感情」と言われます。これは、
・親が思い通りにならないとヒステリーをおこしたりして
間違った感情をモデリングしたり
・男の子が泣くと「男のくせに泣くな!」我慢できると「えらい!」
とほめられることで学習したり
・子どもの頃、泣いている時にお菓子を与えられてごまかされたり
・親から他人と比較されて、不安な時にライバル心うえつけさせられたり
することで身についてしまいます。
ほとんどの人から「え???」
という反応がかえってきます。大抵の人がこの「間違った感情」を
「本物の感情」だと信じ込んでいるせいだと
思われます。
「間違った感情」から「ホンモノの感情」
に導くことで、
これさえうまくいけば
みなさん、変わってしまいます。それくらい「正しく感情を扱う」ということは
「できていないこと」で「できるようになることで
パワフルに人生を変えることができること」
なんです。
③ポジティブな感情は感じてもなくなりませんから
これは特に問題がないので説明は省略します。
④感情の90%は過去と繋がっている。
感情が湧いている時、
湧いてくる感情は90%過去のものです。例えば,過去に男性から性的な嫌がらせを
うけた女性がいるとします。その女性は安全だとわかっている男性が
近づいてきたとしても「怖い」と
恐怖を感じてしまうでしょう。
安全な男性が引き金にはなっていますが,
湧いてくる「怖さ」は過去の嫌がらせをされた時の
未消化の感情が湧いてきたものです。
「目の前の男性が怖い」と感じるでしょう。
本当はその「怖さ」のうち90%は過去の感情なのです。アダルトチルドレンは子どもの頃から感情を我慢しがちなので、
未消化の感情がたくさん残っており、
ささいなことでも過去の感情が湧き上がりにくく
すぐに感情的になってしまいます。
⑤感情は感じるとポジティブなエネルギーに変わります。
・悲しみを感じるということは
「喪失を受け入れる」ということです。
喪失を受け入れると
人は「本当は〇〇が欲しかったんだ」と
ほんとうに欲しかったものに気が付き
失たものの代わりを探しにいく勇気が湧いてきます。
・怒りを感じることは
「自分が大切なものを守りたい」
という意欲が芽生えたことです。
そのエネルギーとつながることで
自分の意欲を叶えよう!と
行動する力が湧いてきます。
・「怖さ」はそれがたまっている状態では
脳はフリーズしてしまいます。
なので、何も考えることができず
思考停止状態になります。
それを消化することで
「自分が何を恐れているか?」
が明確になり、自分の恐れていることを
避けることができるのです。
アダルトチルドレンは感情を抑えがちなので
マイナスの感情をポジティブなエネルギーに
変換することができません。
なので、自分を幸せにする行動ができなくなります。
あなたはどんどん幸せになるための行動ができます。
正式には「Adult Children of Disfunctional Family」
(アダルトチルドレン ディスファンクショナル ファミリー)で略してACと言います。「子供の頃家庭内のトラウマによって傷ついて大人になった人」や
「家庭の誰かに過剰な抑圧を受ける家庭の中で育った大人」という意味になります。
また、家庭に限らず、
その人のパーソナリティ形成に大きな影響を与える役割にあった家庭や習い事、
何らかの施設などの「集団組織」に関わるトラウマも類似の心理状態がみられることがあります。
ACは、パーソナリティの基礎となる部分を形成するにあたり重要な段階で、
常に「がんばって」時を過ごしたため、大人になっても周囲に気を遣い、
自分の感情を抑えたり、素直に表現できなかったり、
家庭や対人関係に問題が起きやすかったり、
漠然と生きづらさを感じている人が多いです。また、
根拠なく「自分は他の人とは違うんだ」という思いを過剰に抱えている人も多くいます。
アダルトチルドレンは病気ではないので、
適切なセラピーで改善することができます。
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