アダルトチルドレン特有の人間関係を改善したMさんの件
アダルトチルドレン特有の人間関係を改善したMさんの件
「なにをしゃべったらいいのかわからない」
と職場で孤立感を抱えていたアダルトチルドレンの彼女が、
仕事中でも同僚とたわいもない話ができるようになりました。
仕事はできるのに、
周りの人とうまくできなくて職場で孤立していました。
彼女は、同僚を「役たたずだ」と決めつけていました。
誰にも相談せず独断で仕事を進めていたので、同僚の信用を失っていました。
仕事はできるけど、冷たい人だと思われていたので、
同僚と過ごす休憩時間が苦痛でした。
職場の人間関係でいつも悩んでいました。
彼女はマイナ思考で悲観的でした。
なにか嫌なことが起こったら
「ああ、あの時ああしていれば」
とずっと頭の中でぐるぐる考えて
くよくよしていました。
「わたしが悪いんだ」なにかが起こるといつも自分を責めていました。
当然、人生は楽しくないし、なにかにチャレンジする気持ちもおきません。
「結婚したらこの状況から抜け出すことができる」
そんな彼女の当初の悩みは「彼との結婚の話がなかなかすすまないこと」でした。
40歳を目前にした彼女は彼との煮え切らない関係に焦っいました。
彼と結婚が進まないのは彼の状況が悪いに違いないと悲観していました。
そんな彼女があるセラピーをきっかけに、
「彼との結婚が進まないのは、自分の問題なんだ。」と気が付いたのです。
セラピーを続けるにしたがい、どんどん日常が変化しだしました。
以前の彼女は、同僚を「役たたずだ」と見下していました。
自分の独断で周りに相談せず仕事を進めるので、
周囲から完全に孤立していました。
それが、自然と同僚に頼れるようになり、
みんなで仕事を回せるようになりました。
休憩時間の苦痛もなくなり、
仕事中でも同僚と自然とたわいもない話しができるようになりました。
あんな辛かった職場の人間関係がガラッと変わって楽になりました。
彼女は「これは、性格だから変わらない」とあきらめていました。
仕事に問題はないけれど、
人間関係に疲れていたので会社を辞めるか部署移動を志願しようと考えていました。
でも、セッションをうけるにしたがいどんどん自分が変わっていったので、
仕事を辞める気は全くなくなりました。
もっと変化し続けたいと、前向きになりました。
彼との関係もずいぶん改善しました。
そんな彼女からのメッセージです。
「どうしよっかな?」と迷っていたら、一回やってみたらいいと思います。
一回やってみたらわかりますよ。今の状況から抜け出したい人はうけたらいいと思います。
「アダルトチルドレン」というのは、「大人になれない人」という意味ではありません。
正式には「Adult Children of Disfunctional Family」(アダルトチルドレン ディスファンクショナル ファミリー)で略してACと言います。
「子供の頃家庭内のトラウマによって傷ついて大人になった人」や「家庭の誰かに過剰な抑圧を受ける家庭の中で育った大人」という意味になります。
また、家庭に限らず、その人のパーソナリティ形成に大きな影響を与える役割にあった家庭や習い事、何らかの施設などの「集団組織」に関わるトラウマも類似の心理状態がみられることがあります。
ACは、パーソナリティの基礎となる部分を形成するにあたり重要な段階で、
常に「がんばって」時を過ごしたため、大人になっても周囲に気を遣い、
自分の感情を抑えたり、素直に表現できなかったり、
家庭や対人関係に問題が起きやすかったり、漠然と生きづらさを感じている人が多いです。
また、
根拠なく「自分は他の人とは違うんだ」という思いを過剰に抱えている人も多くいます。