アダルトチルドレンの恋愛がうまくいかない理由
「わたしは恋愛だけがうまくいかない」
これ、以前のわたしの口癖。
アダルトチルドレンの優等生タイプの方はこんな方多いんじゃあないですか?
なぜ、アダルトチルドレンの優等生タイプが恋愛だけでつまづくのか?
それはね、「うまくやろうとするから」なんですね。
アダルトチルドレンの優等生タイプは
自分の欲求よりもその場の空気を読んで「うまくやる」のが得意。
恋愛以外は「うまくできる」から特に困らない。
逆に言うと、
その場の空気よりも自分の欲求を優先するのは苦手なのです。
恋愛というものは、「うまくやろう」とすると結果「うまくいかない」ものです。
先日わたしが主催しているタロットの勉強会でのことです。
とある生徒さんが「恋愛のことでカードをひくとFOOLばかりひく」とのこと
(FOOL=愚かだと思うことでもやりたいエネルギーがあふれている。)
わたしは、「あなたの恋愛観は?」と質問しました。
すると、「お互いを高めあうもの」という答えがでました。
FOOLのメッセージは「バカになれ!」
そこで、恋愛巧手の生徒さんが、
「恋愛はいかに脱いでいくかが大切で、
その結果お互いが高めあえてるんじゃない?」
という意見があり、一同深く納得いたしました。
「うまくやろう」ではなく「自分をさらけだしたら」
結果うまくいっていたということですね。
恋愛って、心理的にも物理的にも
「いかにお互いに脱いでいくか?」
「いかにおたがいにさらけ出せるか?」
「いかに相手に本音をだせるか?」
なのです。
この「本音をだす」がアダルトチルドレン優等生タイプにとって、とても難しいことなのです。
「うまくやる」のは得意だから、「気に入ってもらう」のは得意なんだけど
そうなると「なんだかホントのワタシを見てもらってない気がする」という不満がでがち、、、
で、「結局わたしはどうしたらいいのかしら?」
という考えで頭の中はぐるぐるしてしまいます。
アダルトチルドレンは安心して「こども」ができなかった。
自分の本心をさらけ出すのが怖いのです。
ほかのことはうまくできても
本心をさらけだす必要のある恋愛だけでうまくいかないのです。