アダルトチルドレンはどうしたらハラスメントを克服できるのか?
なぜ、わたしばかり怒られるの?
なぜ、わたしばかり嫌な仕事をおしつけられるの?
なぜ、わたしばかりハラスメントにあうの?
それは、あなたはは「NO!」と言えないからです。
あなたには、「NO!」「嫌です!」と言えるようになることが必要です。
ハードルが高いでしょうか?
「嫌です。」と言えないまでも、
「嫌だ」という感情を感じることが必要です。
「怒り」という感情を感じることができるようになればいいです。
「怒り」という感情は本来あなたを守ってくれる天然のバリアです。
「怒り」=「おこる」に対して悪いイメージがありますか?
自分が怒られると嫌な気分になりますし、怒っている人は怖くみえます。
特に親によく怒られていた方は「わたしはあんな風にならない!」と怒りを抑圧しがちです。
お父さんがお母さんに暴力をふるっていた家庭で育つと、「怒ることは悪いこと、人を傷つけること」と怒りを抑圧してしまいがちです。
でも、「怒り」は、「嫌なものを嫌」ということです。
これは本来人間に備わったとても自然な感覚です。
外に向けて発される「怒り」や「嫌なものを嫌」というエネルギーを抑えると、
そのエネルギーは自分にむきます。
「わたしが悪いのかな?」と自らを傷つけてしまいます。
これが「罪悪感」を身に着けるメカニズムです。
罪悪感を持つ人がハラスメントにあいやすいのです。
「怒り」や「嫌なものを嫌」というエネルギーは、
たとえ我慢してもなかったことにすることはできません。
本来あるものを我慢すると「抑える」というエネルギーがかかります。
これは、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる状態です。
鬱っぽくなったり、生きるのが嫌になります。
怒りを抑えることは自分を傷つけることになるのです。
「嫌です!」というのは、本来自分に備わった力をとりもどすことです。
その自然の力をとりもどすと、ハラスメントする人もあなたに近寄らなくなります。
【怒りを使えるようになったクライアントさんからの声です。】
「「嫌です」と勇気をもって言ってみたら、相手は全然気にしていなかった。
今まで一人で悶々としてたのがバカみたいでした。」
「今までは「怒ったらだめだ」と嫌でも我慢して、一人で悶々としていました。
でも、怒りを感じるようになったら、相手があやまってくれるようになりました。
自分でハラスメントを克服できるなんて夢みたいです。」