アダルトチルドレンがパワハラにあいやすい理由

なぜ、わたしばかり怒られるの?
なぜ、わたしばかり嫌な仕事をおしつけられるの?
これってパワハラ?

 

 

部署を変えてもらっても、職場を変えても
いつも厳しい上司がある。

なぜあなたはパワハラにあってしまうのでしょうか?

それは?

あなたが「NO!」と言えないからです。

 

 

子供の頃、不安定な環境で育つと
自分の気持ちよりも親や周囲の顔色を優先して
自分の気持ちを我慢してしまうようになります。

すると、「嫌なことを嫌と言えない」ようになってしまい
まわりからのどんな要求も「いいよ」というようになってしまいます。

それはいっけんすると「いい人」そうなのですが
周りの人から舐められてしまい、
いきすぎると理不尽な要求をされるようになってしまいます。

 

じゃあどうすればいいの?

あなたがパワハラにあわないようにするためには

「NO!」「嫌です!」と言えるようになることが必要です。

 

ハードルが高いでしょうか?

「嫌です。」と言えないまでも、
まずは「私は、嫌だ」という感覚を取り戻すことが大切です。
「いい人」でいすぎてしまうと
「嫌だな」という気持ちになっても
「でも、あいてもいろいろあって大変だし」などと
相手の状況を過度に重んじて自分の「嫌だな」という気持ちを押し殺してしまうことも
あるのです。

まず、「嫌だ」といえる前に「嫌だな」という感覚を
感じる必要性があります。

「怒り」という感情は本来あなたを守ってくれる天然のバリアです。

「怒り」=「おこる」に対して悪いイメージがありますか?

自分が怒られると嫌な気分になりますし、怒っている人は怖くみえます。
特に親によく怒られていた方は「わたしはあんな風にならない!」と怒りを抑圧しがちです。
お父さんがお母さんに暴力をふるっていた家庭で育つと、「怒ることは悪いこと、人を傷つけること」と怒りを抑圧してしまいがちです。

でも、「怒り」は、「嫌なものを嫌」ということです。
これは本来人間に備わったとても自然な感覚です。
外に向けて発される「怒り」や「嫌なものを嫌」というエネルギーを抑えると、
そのエネルギーは自分にむきます。

 

「わたしが悪いのかな?」と自らを傷つけてしまいます。
これが「罪悪感」を身に着けるメカニズムです。

罪悪感を持つ人がハラスメントにあいやすいのです。

「怒り」や「嫌なものを嫌」というエネルギーは、
たとえ我慢してもなかったことにすることはできません。

 

本来あるものを我慢すると「抑える」というエネルギーがかかります。
これは、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる状態です。

「嫌だ」という気持ちを我慢していると
鬱っぽくなったり、生きるのが嫌になります。

また、本当はいやなのに「私が悪い」という罪悪感にすり替えていると
「お前が悪いんだ」というハラスメントにあいやすいです。

 

怒りを抑えると
鬱っぽくなるか
いじめられてしまうのです。

 

「嫌なものは嫌です!」というのは、
本来自分に備わった力をとりもどすことです。

 

その自然の力をとりもどすと、
ハラスメントする人もあなたに近寄らなくなります。

「嫌だ」と言えるようになったクライアントさんからの声です。

 

職場のヒステリックな先輩に振り回されて疲れていたアラフォーHさんの件

職場の先輩が
機嫌がいい時はいいのですが、
機嫌が悪いと愚痴を聞かされたり
仕事をしなくなってその分わたしに仕事が回ってきて
とてもしんどかったです。

先輩のしりぬぐいをしているのに
給料は先輩の方が高くてそれも納得いきませんでした。

上司もわかっているはずなのになにもしてくれず
「ここでは、なにを言っても無駄なのかな」
って諦めていたのですが、、、、

セッションをうけるようになって

先輩の相手をするのがめんどくさいという気持ちが強くなりました

思い切って先輩の愚痴を無視するようにすると
先輩も私に愚痴を言わないようになってきました。

さらに上司にも今まで我慢していたことを言ってみると、、、

「平気そうにしているから大丈夫だと思っていた。
今まで我慢させてごめんね。」

と謝ってくれてびっくりしました。
今まで一人で悶々としてたのがバカみたいでした。

今までは「嫌でも我慢しなければいけない」と嫌でも我慢して、
一人で悶々としていました。

怒りを感じるようになったら、
相手があやまってくれるようになりました。
自分でハラスメントを克服できるなんて夢みたいです。

 

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