パートナー・恋人・妻・夫がアダルトチルドレンだったら？

・何事も決めつけすぎて人の話を聞かない。
・自分の考えに固執しすぎてコミュニケーションがとりにくい。
・一人の殻にこもって、話を聞いてくれない。
・仕事はできるのに情緒的なやりとりができない。
・マイナス思考である。
・イライラしやすい。
・人を信用しない。
・完璧主義である。
・依存傾向が強い。
・自閉傾向がある。


恋人・妻・夫がつきあいづらい
アダルトチルドレンの時どうすればいいでしょうか？

 

アダルトチルドレンの傾向はどのようなものでしょうか？

 

①敵か味方かを決めたがる　白黒はっきりつけたがる

厳しい親に育てられたアダルトチルドレンは、
「叱られるかもしれない」といつもびくびくしています。
なので、自分と意見があわないことを「批判されている」と受け取ってしまいます。
あなたの何気ない一言を攻撃だと受け取る可能性があります。

なので、その意見自体に反対しているだけで、人間性まで否定しているわけではないということを
何らかの形で伝える必要があります。

②マイナス思考である

アダルトチルドレンは自信がなく
危険に対して過剰に反応しがちです。
なにかあるとすぐに不安になりやすいです。

なので「そんなことで？」ということで
いらいらしてあなたに八つ当たりしてくる危険性は高いです。

ただ、マイナス思考は悪いことではなく、
リスク管理能力が優れているという側面もあります。
その特性を有効に利用してみてはいかがでしょうか？

⓷思い込みが激しく人の話を聞けない

アダルトチルドレンは子どもの頃親から一方的に考えを押し付けられてきたので、
他人にもそれを強要する傾向があります。

自分の意見と一緒でない人間は排斥する傾向があり、
お互いの意見を出し合って納得のいく考えをみつける。
ということは難しい傾向があります。

こうなると話し合いができず「言っても無駄」とあきらめてしまうでしょう。

④依存心が強い

アダルトチルドレンは自信がないのでなにかあるとすぐにあなたを頼りにしてくるでしょう。
それが「必要とされた」とあなたの自尊心をくすぐることもありますが、
度が過ぎるとあなたの生活に支障を生じるでしょう。

もし、パートナーの依存傾向に悩まされる場合は、
あなたの中に「頼りにされて嬉しい」という感覚が過剰にないかどうか？
を見極める必要があります。

依存というのは相手がしかけてもあなたがそれを受け入れなければ成立しません。

パートナーの依存に対してあなたができることは、
パートナーを変えることではなく、
あなたの中の「依存させる資質」
「ついつい依存を受け入れしまう資質」を見直す必要があります。

あなたを頼ってくるパートナーは一見「頼ってくれている」ようで、
あなたの自尊心をくすぐってくれるかもしれません。
それはあなたにとってなにかしらの承認欲求を満たしてくれるものではありますが、
精神的に自立しているわけではありません。

精神的に自立していないと、
あなたのちょっとした対応で相手の精神状態が過度にアップダウンがおこり、
あなたは、相手を傷つけないように慎重に対応をしなくてはならなくなってしまいます。

そのような状態が続くと、あなたは精神的に消耗してしまうんでしょう。

真のパートナーシップはお互いが精神的に自立している状態からはじまるのです。

⑤自分以外の親や、友人との付き合いが悪い。

アダルトチルドレンは人との距離をとるのが下手な傾向があります。
あなたには心を開いてくれたとしても、
あなたの周りの友人、両親との関係がうまくいかない可能性が高いです。
他愛のない世間話でも、
あなたには想像できないようなストレスがかかっている可能性が高いです。

なので「なぜ？みんなと仲良くできないのか？」と攻めるのではなく、
「がんばったね」と広い心で受け止めてあげてください。

アダルトチルドレンっていったいなんなの？という方へ

アダルトチルドレンと一言に言ってもいろんなタイプがいます。
共通して言えるのが、特に人間関係で不安でびくびくしているということ。

そもそも恋人、妻、夫がびくびくしている原因はあなたにはありません。

アダルトチルドレンになにか攻撃されても、
まずは、あなたのせいではないということを知っておくことが大切です。

もし、アダルトチルドレンの妻、夫、恋人に対してあなたが過剰にストレスを感じているのであれば、
あなた自身がアダルトチルドレンである可能性があります。

一度あなた自身がカウンセリングをしてみてもいいかもしれません。

自分が変わることで、アダルトチルドレンとの関係性は劇的に改善します。

あなたのストレスも劇的に改善するでしょう。

特にこのご時世、不安を抱えやすいアダルトチルドレンは
その不安を周りにまき散らすことで解消する傾向があります。

なので、普段よりもあなたへの風当たりが強くなる危険性は高いです。

それに巻き込まれないようにするには、
あなた自身がカウンセリングを受けることが一番の近道です。