アダルトチルドレンはなぜ執着しやすいのか?
アダルトチルドレンはなぜ執着しやすいのか?
フラれた彼に執着してしまう。
忘れられない人がいて、なかなか前に進めない。
彼は結婚してくれないのに次に進めない。
そんなままならない気持ちを抱えていると、毎日が辛いし、
新しい恋になかなか踏み出せませんよね?
どうしたら忘れられるんだろう?
忘れたら解決しそうだけれど、忘れようとすればするほど辛くなる、、、
あなたが執着する時、何が起きているのでしょうか?
あなたは、
もし、彼が自分から離れてしまうと何がおきそうですか???
一人ぼっちになるさみしさ?
彼以外には誰にもわかってもらえないような怖さ?
ではありませんか?
そして、
それは、彼との関係で生まれた感覚でなく、
あなたの中に親子関係の中で生じた「見捨てられ不安」という感覚が
彼との関係で発動しただけではないでしょうか?
見捨てられ不安ってなに???
見捨てられ不安というのは、
子供のころ親との関係で生じた
「見捨てられるかもしれない」という不安です。
子供にとって親から見捨てられるということは
「死ぬかもしれない」という恐怖を感じる感覚です。
その時の恐怖や不安が彼との関係で出てきている可能性は高いです。
その恐怖や不安から駆り立てられるように
彼との関係を取り戻そうとしているのが執着している状態です。
恋愛とは、自己投影ゆえの錯覚から現実をみれなくなっている状態のことです。
それゆえに楽しいこともありますが、
うまくいかない時に振り回されすぎると、
メンタルが安定せず、仕事や勉強に
集中できなくなってしまいます。
思っていてもどうしようもない彼についつい執着してしまう。
忘れられない人がいて、なかなか前に進めない。
という時にあなたの中で起こっていることは、
あなたがもともともっていた
見捨てられ不安が発動している可能性が高いです。
もし、
それをどうにかしたければ、
ぜひ心理セラピーをうけてみてはいかがでしょうか?
あなたの中の「見捨てられ不安」が解消されると、
彼とのことが「いい思い出」になっていきます^^
「アダルトチルドレン」というのは、「大人になれない人」という意味ではありません。
正式には「Adult Children of Disfunctional Family」(アダルトチルドレン ディスファンクショナル ファミリー)で略してACと言います。
「子供の頃家庭内のトラウマによって傷ついて大人になった人」や「家庭の誰かに過剰な抑圧を受ける家庭の中で育った大人」という意味になります。
また、家庭に限らず、その人のパーソナリティ形成に大きな影響を与える役割にあった家庭や習い事、何らかの施設などの「集団組織」に関わるトラウマも類似の心理状態がみられることがあります。
ACは、パーソナリティの基礎となる部分を形成するにあたり重要な段階で、
常に「がんばって」時を過ごしたため、大人になっても周囲に気を遣い、
自分の感情を抑えたり、素直に表現できなかったり、
家庭や対人関係に問題が起きやすかったり、漠然と生きづらさを感じている人が多いです。
また、
根拠なく「自分は他の人とは違うんだ」という思いを過剰に抱えている人も多くいます。
アダルトチルドレンは、
特に対人関係の中で不安を抱えやすく、
人との関係で適切な距離を保つことが苦手であることが多いです。
それゆえ、その不安を恋愛相手に求めすぎてしまい、
恋愛関係で依存関係になる可能性が高くなります。
セラピーをうけることで、
アダルトチルドレン特有の不安が薄まり、
人間関係で適切な距離を保てるようになり、
その結果、不安定な恋愛関係から卒業することが
できるのです。