言いたいことが言えない時に何が起きているのか?

言いたいことが言えない。
なんだか自分の言いたいことをいつも我慢している気がする。
言いたいことを我慢しているので、人といるともやもやしてしまい、疲れてしまう。

はじめに大切なことを言っておきます。
「常に言いたいことを言わなければならない」ということは決してありません。

人間は社会的動物です。

動物であるとともに
群れを成して、他の仲間と関係性を保つことで
生きていくことができます。

なので、ある程度周囲にあわせる必要があります。
ただ、
「本当は言いたいことがあるのに、なかなか口に出すことができない」
「あの時、ちゃんと言っておけば良かった」
「どうして自分の気持ちを言葉にできなかったんだろう」

というように過度に自分を抑えて自分の言いたいこと、
自分の気持ちを抑えてしまうと、
「言いたいことを言わない」せいで、
「行動をせずに不本意な状況を招いてしまう」ということにつながります。

その場の空気を優先して自分の言いたいことを我慢しても
後悔に苛まれたり、自己嫌悪に陥ったり、
あるいは「こんな風になってしまったのは〇〇のせいだ」
と被害者意識をもつようになってしまいます。

言いたいことが言えない時になにが起こっているのでしょうか?

例えば、みんなで食事に行くとき、
本当はお茶だけでいいのに、みんながケーキを食べるから、
自分も食べたくないケーキを頼んでしまうことはありませんか?

この時
「人と違うことをするのが怖い」
「自分の意見を言うのが怖い」
「人と違うことを主張すると嫌われそうで怖い」
という気持ちがでているのではありませんか?

「人と違うことを主張すると嫌われそうで怖い」という、
まだ起こっていないことに対して起こる不安感を予期不安といいます。

このような時、
自分が目の前のことで怯えているわけではないということを理解すること
がとても大切です。

あなたが、人と違うことを主張することで嫌う人もいるかもしれません。
でも、それはあなたにはどうすることもできません。

自信は行動をすることでしか手に入りません。

あなたが怯えているものの正体は、
現実ではない。

と理解したうえで、
あなたは行動するしかないのです。

頭でわかっていても、
行動ができない時は、
「人と違うことを主張すると嫌われそうで怖い」という恐怖が
過度にあるのだと思います。

過度の恐怖は心理セラピーで落ち着かせることができます。
ただ、
過度の恐怖を心理セラピーで抑えたとしても、
はじめてすることは誰でも怖いものです。

「人と違うことを主張すると嫌われそうで怖い」という怖さがあっても
「自分の意見を言いいたい」を遂行する必要があります。

そろそろ自分の気持ちを表現する「責任を放棄」するのを辞めませんか?
「長いものに巻かれる」「荒波を立てるくらいなら、みんなにあわせよう」
と今まで生きていませんでしたか?
それは、自分の人生のかじをとることを放棄していることになります。

そろそろ、自分で自分の人生のかじをとる気になったら、
心理セラピーがお手伝いできることはあります。

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