部下に寛大になるために必要なたった一つのこと

「人を育てるのが一番むずかしい」

部下のマネイジメントでお悩みの経営者さん多いのではないでしょうか?

特に自分自身が「デキる人」であればあるほど、
部下の小さいミスや態度が気になって悲観的になってしまいます。

「部下の能力を引き立てなければならない」とやっきになればなるほど、
部下のあらが目について、口をはさみたくなることも多いでしょう。

その結果、部下とのコミュニケーションがうまくいかなくなり、
組織がうまく回らなくなってしまいます。
あなた自身のモチベーションも下がってしまうでしょう。

どのようにすれば、部下との円滑なコミュニケーションがとれるようになるでしょうか?

まず、あなた自身が自分の中の「認めていない部分」を認めることです。

例えば、あなた自身が「ほんとうは時間にルーズ」なのに、
「それじゃあ社会人失格だ」と頑張って時間厳守に勤めていたとします。
すると、時間にルーズな部下に対して過度にイライラしてしまいます。
部下が時間に少しでも遅れると過度に攻撃的になったり、その部下のほかにいいところがあることを全く見れなくなってしまいます。

「時間にルーズ」なだけで、部下の人格まで疑ってしまうのです。
そうなると、部下との円滑なコミュニケーションがとれなくなってしまいます。

人は、自分にしていることを他人にも無意識に要求します。

部下に対して寛大になろうとするのならば、まず、自分に対して寛大にならなければなりません。

あなたが自分自身に「許せない」と思っている部分が減れば減るほど、
部下に対しても「許せない」と思っている部分が減ってきます。

そうすると、部下に対して寛大になれて、
円滑なコミュニケーションがとれるようになるでしょう。

あなたが、自分自身に寛大になるためには、
自分で認めていない部分を許すことです。

ここで、なぜあなたは自分に対して「許せない部分」ができてしまったのでしょうか?
「時間を守れない」ことが認められなくなったのはなぜですか?

自分自身に認められない部分というのは、
幼いころ親とのかかわりの中で培われた関係で認められなくなったことだと言われています。

生まれたばかりのあなたには、
「自分のここが認められない」とは思ってはいないはずだからです。

あなたは、なにかできた時だけ褒められて、できなかった時は叱られませんでしたか?
そのように扱われると「できない自分はだめだ」と思い込んでしまいます。

「お兄ちゃんなんだから、しっかりしなさい」と言われて育つと、
しっかりしないとだめだ!と思い込んでしまいます。

その時の「できないと叱られるという恐怖」「怒られた悲しみ」「なぜ、お兄ちゃんだからって叱られないといけないの?という怒り」
を消化していくと、
あなたは自分のすべてを認めることができるようになるでしょう。

あなたが自分のすべてを認めることができるようになると、
部下に対しても寛大になれるです。

結果 組織が円滑に回るようになるのです。

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