アダルトチルドレンの人間関係がうまくいかないのは投影が原因

アダルトチルドレンの人間関係がうまくいかないのは投影が原因

 

例えば、職場で嫌いな人がいるとします。

 

なかなかわかってくれない部下
動いてくれない派遣さん
威圧的な上司

 

仕事の関係なのであれば、
事務的な態度でやり過ごせばいいのに
なぜか感情的になってしまう。

 

頭では事務的に対処すればいいってわかっているのに、
いざとなると相手の顔色をみて
萎縮してしまう、、、

 

 

その時、あなたの心は
目の前のもめてる人を通して
過去あなたに有無を言わせないような
関係だった人
あなたをコントロールしていた人を見ているのです。

 

 

目の前の人に過去あなたが逆らえなかった人の姿を


投影

しているんです。

感情の90%は過去に繋がっています。

人間関係がうまくいってない時
目の前の相手に子どもの頃の父親や母親を
投影していることが多いです。

 

さらにこの投影は、
物理的、心理的に距離が近づくと
起きるので、
「はじめはいい人だと思ってたのにー」とか
「人と仲良くなるとついつい壁を作っちゃう」
みたいになってしまいます。

 

そして、過去の傷がたくさんあればあるほど
この現象は頻繁に起きてしまいます。

アダルトチルドレンは子どもの頃親との関係で
心に傷が多いので、
日常生活の中で投影が起きやすくなっているので
人間関係がうまくいきにくいのです。

 

ではどうなふうに投影がおきるのか?
例を挙げていきます。

例えば、美人をみたら
「あの人、絶対性格悪い」
と決めつけるもの「投影」です。

過去にかわいい女の子と比べられた悲しみや
自分の好きな男性がかわいい子に目移りしたイライラ
から


美人=嫌な奴・敵

と決めつけて
「美人なんて性格悪い」とイライラするのです。

現実は美人でも性格がいい人もいますし、
性格が悪い人もいます。

不細工でも性格がいい人もいますし、
性格が悪い人もいます。

現実は容姿と性格のよしあしは
あまり関係がありません。

美人であるだけで嫌悪感を抱くのは
投影が起きているということなのです。

次はわたしのお話です。
心理セラピーの養成講座に通っていた時に
投影されまくりまくっていたエピソードを紹介しましょう。

わたしは肩書的に「できる人風」です。
いちおう公立大卒です。

心理セラピーの養成講座という場所にいくと
そうではない人から
「できる人」として
過去のその人の「できる人」を
投影されまくったんです。

ちょっと目があっただけで
「なんだか馬鹿にされてる気がする」とか
「まつこさん、自信満々で怖い」とかね~

きっとその人の今まで生きてきた中での
「優秀な人に対するネガティブな感情」
を一気にわたしで噴出していたのでしょうorz。。。

つらい( ;∀;)

セラピストになってからも
「まつこさんみたいになんでもできる人には
わからないと思いますけどっ!」
みたいなことを言われたこともあります。

投影のメカニズムはわかっているとはいえ
傷つきます。( ;∀;)

現実のわたしは、なかなかのボケボケでして
パソコン作業は決まったことしかできません。

「ダウンロード」とか「インストール」って
いまだによくわていません(まじで

いつもしている作業であっても、
予約フォームに料金を書くのを忘れていたり
メニュー記事に料金を書くのを忘れたりも
しょっちゅうです。(ほんとよくない)

これは、悪意ではなく、忘れているのです。
もしくは修正したついでに
なぜか閉じてしまったりもしています。

最近ご予約後にキャンセルが続くっていう理由も、
もしかしたら、フォームへの料金書き忘れで
予約確認の際に料金支払いのおしらせがきて
びっくりされた方がいらっしゃったのかもしれません。

それでびっくりした方


全て、わたしのうっかりミスでしたm(__)m
悪意はありません~( ;∀;)

みたいなオトボケを
まだやってるわけです。

ほんとうのわたしは
オトボケが服を着て生きているような人間で
そんな人だと分かったうえで
皆さんの善意で生かされているような人間なんですが、、、


まつこさんみたいになんでもできる人には
わからないと思いますけど!

って言われちゃうわけですよ~

でも、これって
ほんとうのわたしをみているわけではなくて、


あなた、今まで優秀な人に
どんな嫌なことされたんや???

ってことなんですよ~

投影されるならせめて

あなたみたいな
何も考えてないノーテンキな人には
わからなと思いますけど

みたいにちょっとでも事実とかすっていることで
投影されたい( ;∀;) orz。。。

まあ、
なんだか言い訳したいんだか愚痴なんだか
自虐なんだかみたいな内容になってしまいましたが(笑)

この「投影」ってその渦中にいると
なかなか自分では気が付きにくいので
もう少し、具体例をあげてみますね~

次はは宝塚のお話です。

先日、宝塚のとても人気のある劇作家さんが
退団されました。

彼女はまだ若手なのですが、
とても素晴らしい作品を作られるので
ファンも多くわたしもとても大好きな作家さんでした。

優秀な人らしく京都大学卒との肩書持ちでした。

そのU先生の退団がわかった時に
その退団理由を

「劇団に文句があったに違いない」とか
「できない先輩にイライラしたに違いない」

ツイートをたくさん見かけました。

日々のインタビューでは、

「宝塚がとても大好き」といったようなコメントが多く
そのコメントに嘘はないように思われるのですが、、、

そのツイートの中には
優秀な人にたいする偏見が満ち溢れていて

 

「京大出身の女には凡人はバカにみえるんでしょ?」
みたいな気持ちが潜んでいるように思えました。


現実をみて~!

という感じです。

このように現実ではなく過去の辛い場面をみて
人と関わろうとするとうまくいくわけはありません。

日常でも
「きっと彼女はこう思っているはず」
と思いこんでいて、
本人に確認したら
「全然そんなことなかった~!」
みたいなことはありませんか?

あなたが思う現実は「あなたのとらえ方」
であり真実ではないのです。

ビリーフチェンジセラピーでは
過去の未消化の感情を流していくことで
投影が起きにくくしています。

なので、
セラピーを受け続けていくと
人間関係でのトラブルが起きにくくなるのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です